古物商許可の申請手続きは、都道府県ごとのローカルルールによる違いがあります。そのため、古物商許可の申請手続きの流れで迷ってしまう方も多いですよね。
そんな都道府県ごとの古物商許可の申請手続きの流れに関する疑問は、本記事で簡単に解決できます。
本記事は、『【青森県】古物商許可の申請手続きの流れを徹底解説』を詳しくご紹介します。
目次
必要書類の取得
古物商許可の申請を行うには、まず「申請書類」と「添付書類」(以下、「必要書類」)を取得する必要があります。この必要書類は「個人申請」なのか「法人申請」なのかによって取得する書類に違いがあります。
個人申請の必要書類
個人申請の必要書類は以下表のとおりです。なお、必要書類は正副二通が必要です(副本は正本のコピー可)。
必要書類 | 取得場所 | 備考 |
---|---|---|
古物商許可申請書 | 最寄りの警察署または県警ホームページから取得 | |
誓約書 | 代表者および管理者に必要 | |
略歴書 |
||
本籍記載の住民票 | 住所地の市区町村役場で取得 | |
身分証明書 | 本籍地の市区町村役場で取得 | |
賃貸借契約書 | 貸主または不動産会社から取得 | 営業所が賃貸物件の際に必要となる場合もあり |
使用承諾証明書 | 営業所が賃貸物件または家族所有の際に必要となる場合もあり | |
URL使用権限を疎明する資料 | プロバイダ会社から取得 | ホームページを利用し古物の売買を行う場合に必要 |
法人申請の必要書類
法人申請の必要書類は以下表のとおりです。なお、必要書類は正副二通が必要です(副本は正本のコピー可)。
必要書類 | 取得場所 | 備考 |
---|---|---|
古物商許可申請書 | 最寄りの警察署または県警ホームページから取得 | |
誓約書 | 役員(取締役・監査役)および管理者に必要 | |
略歴書 |
||
本籍記載の住民票 | 住所地の市区町村役場で取得 | |
身分証明書 | 本籍地の市区町村役場で取得 | |
定款の写し | 定款をコピーすることで取得 | |
履歴事項全部証明書 | 法務局で取得 | |
賃貸借契約書 | 貸主または不動産会社から取得 | 営業所が賃貸物件の際に必要となる場合もあり |
使用承諾証明書 | 営業所が賃貸物件または家族所有の際に必要となる場合もあり | |
URL使用権限を疎明する資料 | プロバイダ会社から取得 | ホームページを利用し古物の売買を行う場合に必要 |
管轄警察署の確認
上記必要書類は営業所の住所を管轄する警察署へ提出します。
青森県では、県内18の警察署に管轄が分かれています。営業所の住所を管轄する警察署を事前に確認しましょう。
警察署 | 管轄区域 | 代表番号 |
---|---|---|
大間警察署 | 大間町・風間浦村・佐井村 | 0175-37-2211 |
むつ警察署 | むつ市・旧大畑町・旧川内町・旧脇野沢村・東通村 | 0175-22-1321 |
野辺地警察署 | 野辺地町・横浜町・六ヶ所村 | 0175-64-2121 |
七戸警察署 | 七戸町・東北町 | 0176-62-3101 |
三沢警察署 | 三沢市・おいらせ町 | 0176-53-3145 |
十和田警察署 | 十和田市・六戸町 | 0176-23-3195 |
五戸警察署 | 五戸町・新郷村 | 0178-62-3241 |
八戸警察署 | 八戸市・階上町 | 0178-43-4141 |
三戸警察署 | 三戸町・南部町・田子町 | 0179-22-1135 |
外ヶ浜警察署 | 外ヶ浜町・今別町・蓬田村 | 0174-22-2211 |
つがる警察署 | つがる市 | 0173-42-3150 |
五所川原警察署 | 五所川原市・鶴田町・中泊町 | 0173-35-2141 |
青森警察署 | 青森市・平内町 | 0177-23-0110 |
鰺ケ沢警察署 | 鰺ヶ沢町・深浦町 | 0173-72-2151 |
板柳警察署 | 板柳町 | 0172-73-3151 |
青森南警察署 | 青森市のうち浪岡の区域 | 0172-62-4021 |
弘前警察署 | 弘前市・藤崎町・西目屋村 | 0172-32-0111 |
黒石警察署 | 黒石市、平川市、大鰐町、田舎館村 | 0172-52-2311 |
受付時間
申請の受付時間は、平日午前8時30分から午後5時15分までの間(土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日を除く)です。
申請手数料
古物商許可の申請手数料は、19,000円です。
なお、申請手数料の支払いは「県証紙」で行います。県証紙の「購入場所」や「購入手順」は、警察署の指示に従いましょう。
覚えておきたい申請時のポイント
古物商許可の申請は、平日午前8時30分から午後5時15分までの間(土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日を除く)に、営業所の住所を管轄する警察署に「必要書類」および「申請手数料」の提出を行う必要があります。
平日の貴重な時間を申請に使うわけですから、一度の提出でミスなく申請を終わらせたいですよね。
以下三つの内容は、申請を一度で終わらせるために覚えておきたい申請時のポイントです。
- 警察署へ行く前にあらかじめアポイントを取る
- 申請手数料(19,000円)を忘れない
- 申請書に押印したハンコを持っていく
警察署へ行く前にあらかじめアポイントを取る
警察署へ行く前にあらかじめアポイントを取りましょう。アポイントを取っていない場合、古物商許可の担当者が不在で申請を受理してもらえない可能性があるからです。
また、アポイントを取る際は、取得した「必要書類」の間違いの有無を併せて確認してもらいましょう。
申請手数料(19,000円)を忘れない
申請手数料(19,000円)を忘れないようにしましょう。申請手数料を忘れた場合、必要書類が揃っていても、申請を受理してもらえません。
申請書に押印したハンコを持っていく
申請書に押印したハンコを持っていきましょう。申請書の記載ミスの訂正は、押印したハンコで行うからです(訂正印)。
訂正がなければハンコの出番はありませんが、人間だれしも間違いはあるもの。申請書に押印したハンコを念のため持っていくことをおススメします。
まとめ
いかがでしたか?
本記事は、「【青森県】古物商許可の申請手続きの流れ」をご紹介しました。これで、青森県の古物商許可の申請手続きで迷うことはありません。
青森県で古物商許可を取得したい方は、ぜひ参考にしてみてください。